システムエンジニアとして海外で働くなら知っておくべき各国の文化

海外文化を知っておこう!

海外で働くにあたって気になるのは、その国ごとの生活習慣や文化の違いです。日本では当たり前のことでも国によっては非常識とされることもありますので事前にある程度の情報は仕入れてから行きたいものです。欧米圏からフランスとアメリカ、アジア圏はベトナムの文化と特長を紹介します。郷に入っては郷に従えということわざの通り、海外勤務ではその国の文化にあわせて暮らす柔軟性が必要です。最初は戸惑うことも多々あるかもしれませんが、素直な気持ちでコミュニケーションをとることで次第に慣れていくはずです。

フランスは毎日がノー残業デー

海外で働くということは、その国や地域の文化の中で暮らすことでもあります。フランスでは2時間のランチが当たり前であり、カフェで同僚とリラックスして過ごします。朝8時ごろに出勤して、夕方5時ごろに退社するのが一般的です。もっとも週35時間以上働くことは、法律で禁じられているため、基本的に残業はなく、家族や友人との時間を大切にします。更に1か月以上に及ぶ有給休暇があるため、優雅にバカンスを過ごすことができるのです。

フランスは毎日がノー残業デー

肩書を重視しない国!アメリカ

実質重視のアメリカ人にとって、名刺交換はラフに済ませて、初対面の相手の顔や第一印象を重視します。また「TGIF」や「Happy hump day」など、労働から解放される日を指折り数える表現が、日常的に使われます。そして実力主義のため、常に自分をアピールしなければならず、実績をシビアに評価される一方で、責任転嫁や責任放棄を許さないために証拠を書面で残す習慣があります。なおマナーの上では、レディーファーストが徹底しています。

肩書を重視しない国!アメリカ

ベトナムのビジネスマンは家族最優先

ベトナムは東南アジアの中でも、日本企業が続々と進出しているため、現地での指揮を執る場合など、現地採用社員との付き合い方が重要です。ベトナム人が家族を大切にする心情を尊重し、言葉を覚えて溶け込むよう努めつつ、「飲みニケーション」を活用しましょう。また嫉妬深いため、公平な対応と客観的な評価が肝心です。業務上の指示は事細かに説明する必要があり、残業を嫌います。その他ネット環境が不安定であったり、法人設立にはパートナー企業選びが重要などといった点は、特有の悩みと言えるでしょう。

ベトナムのビジネスマンは家族最優先

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