システムエンジニアが海外で働くなら英語力は必須!英単語はこうして覚えよう

英単語は例文と一緒に覚える

観光旅行であれば、いざ知らず、仕事で英語を使おうと思えば、それなりの語彙力が必要です。といっても学生時代のように、単語テストのための暗記では、あっという間に忘れてしまって、使い物になりません。会話で使える語彙を増やすためには、よく使う単語から覚えるのが得策です。また似たような意味の単語であっても、それぞれどのような場面でどのように使うのかという、使い分け方を知っておく必要がありますし、独特の言い回しを覚えることも大切です。

英単語は例文と一緒に覚える

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正しい発音で口に出す

まず単語を覚えるためには、その単語を自分の口で、正確に発音することから始めましょう。最近は電子辞書などで、学習用に発音を聞くことができるものもあります。最初が肝心であるため、何度も繰り返し、正確な発音を真似ることが重要です。単語の表記と発音の違いに注意して、一つ一つ丁寧に頭に叩き込みます。記憶するためには、関連づけて覚えるなどといった工夫があると頭に残りやすいのですが、発音やイントネーションやアクセントと併せて、考えなくても口からなんとなく出るようになるまで繰り返しましょう。
効率的に暗記するためには、感覚の全てを使うことです。手で書いて覚えるという人もいますが、口で唱えると、自分の声を耳から聞くことにもなり、二重に記憶に定着しやすくなります。なお記憶は、眠ることで定着します。どれほど必死になって覚えても、一晩寝るとすっかり忘れてしまっているというのは、誰しも経験することでしょうが、忘れて覚えるという繰り返しが重要です。

例文の中で確認

単語は使われる文章の中で、よりはっきりと意味を掴むことができます。一つの単語には、何通りもの意味を含むものもあり、すべてを覚えるのは効率的とは言えません。更に日本語とは異なる言語であるため、中々辞書の訳では把握しかねる表現もあり、例文の中でどう使われるのかを確認する必要があります。
多くの英会話教材は、日常的によく使う表現は、そっくりそのまま会話の中で使えるよう、例文が工夫されているものです。会話のシチュエーションを想像するなどして、発音やイントネーションやアクセントも丸ごと、一まとめにして体に覚えさせましょう。

シャドーイング

最後に覚えた例文を、テキストを見ずに教材の音声に合せて、そっくり暗唱するシャドーイングをしましょう。単語の意味と例文全体の意味を考えながら、次々と例文が滞りなく口から出てくるまで、繰り返し繰り返し唱えます。
ちょうど好きな音楽を耳で聴きながら、歌詞カードを頼りに自分でも歌ってみて、初めは調子っぱずれであっても、気にせず何度も繰り返すうちに、歌詞の意味を追い掛けながら、ボーカル気取りで歌とぴったり呼吸を合わせて、アカペラで歌えるようになるのと同じことです。

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